近年、廃棄物処理業務において廃棄物処理法等の改正などにより自治体ごとでばらばらな政策が行われている事が実態です。その為、排出事業者は地域ごとのルールの認識や廃棄物処理法等への対応が困難な為、第三者に依存し排出事業者責任の転化を行っております。そのような状況下、全日本一般廃棄物収集運搬共同組合(本組合という)は、各地域の優良一般廃棄物処理許可業者により、廃棄物処理法等を重視し自治体や地域にあった方法で適切に廃棄物を処理する事、不透明な廃棄物処理法及び条例の見直しなど廃棄物処理におけるルールの統一化や本組合員相互の発展を目指して本組合を設立いたします。
◆法改正への取り組み
国に対して、他産業からの参入に対して、リサイクル法の解釈を始め、許可を持たない業者を規制します。
地方行政に対して、1社の声は取り上げてもらえないのが現状であり組 合として陳情及び協議又は改正を要求していきます。
◆ 中小企業組合の主旨に則り、共同斡旋・共同購買を推進し、組合企業へのコスト削減を支援します。
◆ 業界全体の、質的向上・体質の改善を、委員会活動や勉強会を通じて向上させます。
約1年前より、廃棄物の業界で各種団体や組合が多々あるなか、一般廃棄物に特化した総合的な発展を目指す機関が無く、本当の問題の解決の糸口が見えない、上記の現象に対して泣き寝入りしている状態でした。そこで、一般廃棄物収集運搬業社間だけで、改善に動こうという機運が高まり。組合という形での発足を準備しました。